健康な心と体を育む学校給食。子供たちの大好きな給食用食品をご紹介します。  
 
 
     
 いよいよ夏の足音が聞こえ始めてきた5月末。ムシムシする梅雨が過ぎれば、カラリと晴れた夏の日差しがお目見えです。なんだか蝉の鳴き声が聞こえてくるような気がしますね。そして、食卓にも夏野菜が顔を出すようになってきます。なかでも、近年、人気が急上昇し、今では一年中出回っているゴーヤーは、旬が5〜8月というまさに夏の野菜です。夏バテ防止としても人気が高い野菜ですね。

 ゴーヤーといえば、その独特の「苦味」が特徴ですが、これはモモデルシンという成分によるものです。この成分には、食欲増進、血糖値降下作用などがあるといわれています。この「苦味」は、「まったく駄目」な方もいれば、「たまらない」という方もいて、好き嫌いが大きく別れるところです。でも、調理の仕方でこの「苦味」を減らしたり増やしたりすることができます。

 まず「苦味」を少なくするには、薄くスライスしたゴーヤーを軽く塩でもみ、水を張ったボールの中に約30分ほど放置します。その後、水を捨て塩分がなくなるまで流水で洗い流します。これで苦味が少し減りますが、さらに気になる方は、食感は悪くなりますが、熱を通す時間を長くすると苦みが緩和されます。

 では、逆に「苦味」を増したい時は、スライスした後、水にさらさずに調理します。これは苦味を残すだけではなく、水にさらすと流れ出てしまう栄養素もあますことなく取ることができます。さらに、ゴーヤー自体よりも苦い葉の部分も一緒に調理することによってさらに苦みが増します。

 体に良い食材ではあるけど、「苦味」が大きな分かれ道になるゴーヤー。ほんの少しの苦みなら、逆にそれがおいしいに苦味に感じられることもあり、また、徹底的に苦味がなくては、なんて人の好みも様々。自分の好みの「苦味」を見つけて、ゴーヤーを味方に熱い夏を乗り切りましょう。
 
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