健康な心と体を育む学校給食。子供たちの大好きな給食用食品をご紹介します。  
 
 
     
 昔から日本の食卓にある「ぬか漬け」は、米糠を乳酸発酵させて作った糠床の中に野菜を漬け込んで作られたものです。ご飯、味噌汁、漬物…この3つは日本人の食卓では馴染み深いものでしたが、近年の洋食化に伴って最近では少なくなってきました。昔の家にはぬか漬けをいれた壺や桶、バットなどがありましたが、女性も働きに出るようになり1日中家にいることが難しくなってきたことや、手入れがかかることからあまり見かけなくなってきています。

 もともと原始時代の頃より、人々は食べ物の保存に塩を使っていました。時代とともに現在の形になってきたわけですが、奈良時代には僧侶の食事として、平安時代には重要な副食として扱われていました。使われる糠は、米を精米したときに残る糠層と胚芽部の事をいいます。米糠は食物繊維であるとともに、ビタミンB郡が豊富です。また、胚芽部分にはカルシウム、鉄分などが含まれています。さらに、忘れてはいけないのが、微生物と塩。この微生物の違いによって、漬物に様々な味が出てきますし、塩は野菜の水分を脱水して腐敗を防いでくれます。ただ、どうしても塩分が高くなってしまうので、摂りすぎには注意が必要ですね。

 ぬか漬けは腐敗を防ぐために、毎日底からかき混ぜたり、ぬかの具合に気を配ったりと、家庭でつくるのはなかなか大変です。でもその分、他では手に入らない、我が家だけの味を作ることができます。
 
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