ハンカチの起源ははっきりとはしていないのですが、それに近いものは古来よりたくさんありました。特にヨーロッパでのその役割は重要で、イニシャル入りのハンカチを婚約の印としていたり、フランスの宮廷の婦人たちなどがレースや刺繍といった美を競い合っていた事が記録に残っています。当時は様々な形のハンカチがありましたが、18世紀末、王妃マリー・アントワネットが「ハンカチは正方形にするべし」と法令を出したことにより形が統一されました。また中国の「スワトウ刺繍」というデザインの一部を透かした刺繍は、イタリヤやベルギーの宣教師によって伝わった技術が発達したものでした。その技術は、まさに芸術品といっていいほどの美しさです。
ハンカチは外出先での身だしなみに欠かせない必需品。手を拭いたり、汗を拭いたリ、時には物を包んだり。そのデザイン、素材の多様性は世界の中でも日本はトップクラスといってもいいほどです。その理由の一つとしてブランド物のハンカチは、日本がメーカーとライセンス契約をとって販売している企業が多く、海外で販売されているハンカチは日本からの逆輸入なんだとか。
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