健康な心と体を育む学校給食。子供たちの大好きな給食用食品をご紹介します。  
 
 
     
 子供から大人まで、常日頃持ち歩くことの多いハンカチ。小学生の頃「ハンカチは持った?」なんてお母さんによく言われたものです。また、複数の友達と一緒に遊ぶ「ハンカチ落とし」は、今でもあるのでしょうか?

 ハンカチの起源ははっきりとはしていないのですが、それに近いものは古来よりたくさんありました。特にヨーロッパでのその役割は重要で、イニシャル入りのハンカチを婚約の印としていたり、フランスの宮廷の婦人たちなどがレースや刺繍といった美を競い合っていた事が記録に残っています。当時は様々な形のハンカチがありましたが、18世紀末、王妃マリー・アントワネットが「ハンカチは正方形にするべし」と法令を出したことにより形が統一されました。また中国の「スワトウ刺繍」というデザインの一部を透かした刺繍は、イタリヤやベルギーの宣教師によって伝わった技術が発達したものでした。その技術は、まさに芸術品といっていいほどの美しさです。

 日本には明治時代に伝わり、1886年には女学生の間で首にハンカチーフを巻くのが流行った事が「時事新報」(当時の日刊新聞。福沢諭吉により創刊されました)にも書かれています。日本人は昔から手ぬぐいを使っていたので、その普及は高級官僚だけではなく、庶民の間に広がるのも早かったようです。

 ハンカチは外出先での身だしなみに欠かせない必需品。手を拭いたり、汗を拭いたリ、時には物を包んだり。そのデザイン、素材の多様性は世界の中でも日本はトップクラスといってもいいほどです。その理由の一つとしてブランド物のハンカチは、日本がメーカーとライセンス契約をとって販売している企業が多く、海外で販売されているハンカチは日本からの逆輸入なんだとか。

 またハンカチに対する使い方も国によっては違うところもあり、ヨーロッパではハンカチは「鼻をかむもの、鼻水を拭くもの」といった感が強いようです。もし、ヨーロッパの方の前でハンカチで手を拭いたりして嫌な顔をされたら、ハンカチに対してすこし違う解釈があるということかもしれませんね。
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