健康な心と体を育む学校給食。子供たちの大好きな給食用食品をご紹介します。  
 
 
     
   マラソン競技などで、何人もの選手を追い抜いていく事を「ごぼう抜き」といいます。これは、ごぼうが地中深くまで根を張り、掘り出すのが大変なことに例えて言われているそうです。

 意外と知られていないのですが、ごぼうはユーラシア大陸が原産です。日本には中国を経て伝わりました。ですが、食用として使われているのは日本と台湾だけで、中国は漢方薬として、ヨーロッパなどでは若葉のみしか食べられていません。欧米人からみたら、ごぼうを食べる事は「木の根を食べている」なのだそうです。そういわれれば、そうとも見えるような… そう思えるのは、やはりその外見からなのでしょうか!?

 さて、そのごぼうは年に2回、春と秋に種を蒔き、秋に収穫されます。代表格は江戸時代から栽培されている「滝野川ごぼう」で、「堀川ごぼう」という中が空洞になっているのもあります。関西では中に肉や野菜を詰めて竹の葉で煮込んで食べるそうです。とってもおいしそうですね。また、5〜6月には「新ごぼう」、つまり「夏ごぼう」や「葉ごぼう」が市場に出回ります。「夏ごぼう」はとても香りが良く、やわらかいんですよ。

 ごぼうは、低カロリーで食物繊維が豊富です。腸内運動を活発にし、便秘解消、がん細胞発生を抑制する効果があります。ちなみに、夏にはあざみに似たかわいらしい花を咲かせます。ただ、花が咲く前に収穫してしまうので通常は見ることができません。花言葉は「いじめないで」。もし、幸運に見つけたとしても、そっとしておいてあげてくださいね。

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