健康な心と体を育む学校給食。子供たちの大好きな給食用食品をご紹介します。  
 
 
     
 「ひ〜らいた ひいらいた なんの花が ひ〜らいた れんげの は〜なが ひいらいた」…小さい頃、こんな歌を耳にしたことはないでしょうか。「れんげ」とは蓮の花のことをいいます。「荷葉飯」は、その蓮の葉で加薬飯を包んで蒸したものです。香港や中国では「珍珠鶏」とも言われていますが、簡単に言えば「おこわ」や「ちまき」のことです。

 蓮は夏になるととてもきれいな花を咲かせます。朝早く開き、夕方前には閉じ、それを3回繰り返して4日目には花びらが散ってしまう、なんとも不思議な花です。また、その美しい姿から宗教にも深く関わっており、仏教では釈迦の誕生を告げて蓮の花が開いたとされています。仏像の台座は蓮の花、供養のためにまく散華は蓮の花びらで、蓮の糸は極楽浄土の縁をつなぐといわれています。 寺院でよく見かけると思いますが、他にもよく植えられてるのがお城のお堀。これは、非常食のためなのだそうです。

 また蓮は実や若葉、そして水面下にある地下茎(れんこん)もすべて食用とされており、中国では薬膳や漢方薬としても使われています。なかでもお馴染みのれんこんは、なんと泥の中を泳ぐようにして掘り出されるそうです。しかもその時期は10〜12月の寒い時期というのですから、心して食べなければいけませんね。

 さて、「荷葉飯」ですが、蓮の葉と蒸し器があれば簡単に作れます。蓮の葉には独特の芳香があり、蒸しあがったものは、葉を開くとあめ色のつややかなご飯と香りが広がります。ほかにも肉や魚を包んで蒸し焼きにするなど、さまざまな料理に合います。値段もそんなにか高くないので、ちょっと風味を変えてみたいな、と思われたら試しに使ってみるのはどうでしょう?

 ★「荷葉飯」レシピ(5〜6人分)

<材料>
 もち米・米…各1.5カップ
 焼き豚…70g
 干ししいたけ…5〜6枚
 干し海老…大さじ3
 ねぎ…15cm
 しょうがのしぼり汁…小さじ1
 砂糖…大さじ1
 しょう油…大さじ3と1/2
 酒…大さじ2
 塩…小さじ1/2

<作り方>

@もち米と米は洗い、しばらく水に浸し、水気をきり、炊く。干ししいたけと干しえびはそれぞれ戻す。焼き豚、干ししいたけは1cm角に切り、干しえび、ねぎは粗みじんに切る。

A砂糖・しょう油・酒・塩・しょうがのしぼり汁を加え、合わせ調味料を作る。蓮の葉は水に浸けてよく戻し、形を整えて等分にする。

Bフライパンを熱し、干ししいたけ・干しえび・焼き豚・ねぎを炒め、合わせ調味料を加える。

C炊き上がったもち米とBをサンドイッチの要領で重ね(まず米を敷き、具を乗せ、さらにその上に米をかぶせます)、蓮の葉に乗せ、しっかりと包んで爪楊枝などで止め、湯気の立った蒸し器に入れて15分程蒸す。

★ポイント★
入れすぎたり重なるように入れると、米が硬くなってしまいますので注意してください。

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