「さくら」という名前は、「咲く」に複数を意味する「ら」をつけて、また春に里にやってくる稲(サ)の神様が憑依する座(クラ)だから「さくら」というようになった、などと言われています。一口に桜と言っても、その種類はヤマザクラ、オオシマザクラなど9種を元に、変種を合わせると100以上はあり、沖縄には「カンヒザクラ」と呼ばれる野生種が一種類だけあります。鑑賞するだけではなく食べることもでき、桜の花びらや葉を塩漬にして使う和菓子や祝いの席で飲まれる「桜湯」など、身近な場所で見かけますね。
気になる桜の開花には、気象庁が「桜の開花予想日(桜前線)」といった発表をしますが、これは、各地域の特定の木の桜が4〜5輪ほころび始めたら開花宣言を出します。テレビでも、この時期になると気象庁の方の監察する姿が目につくようになります。一本の桜でも、えもいわれぬ美しさと優雅さを持っていますが、道の両端にずらっと並んでいる姿には、圧倒されてしまいます。年に一度だからこそ、なんともいえない感既深さがあるのかも知れませんね。
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