健康な心と体を育む学校給食。子供たちの大好きな給食用食品をご紹介します。  
 
 
     
 毎年、夏の夜空をきれいに彩る「花火」。どの花火大会でもたくさんの人で賑わいますね。花火が打ち上がる時の「た〜まや〜、か〜ぎや〜」という有名な掛け声がありますが、これは何を表してるか知っていますか?

 江戸時代、両国大川(隅田川)では花火大会「両国川開き」(現在の隅田川花火大会)が行われていました。この時に花火師を勤めたのが「鍵屋」と、鍵屋から分家した「玉屋」でした。上流に玉屋、下流に鍵屋がそれぞれ舟を出し、双方が技を競い合い、これを民衆が「たまや〜、かぎや〜」という掛け声を掛け合いながら花火を鑑賞していたことが始まりです。ところが、1843年に玉屋が大火事をおこしてしまい、江戸を追放されてしまいました。その後は鍵屋だけで両国川開きの花火を支えていましたが、その掛け声は当時の名残として残ったようです。

 当時の花火は「和火」という赤橙色だけでしたが、明治時代に入ると様々な発色剤が輸入され、鍵屋がこれらを使って花火作りに成功し、この新しい色の花火を「洋火」と呼ぶようになりました。近年、ひさかたぶりに「和火」を取り入れた花火大会も行われています。

 年とともに技術も序々に進歩してきた花火ですが、戦争時は取締りが厳しかったりと、一時は無くなりかけたことも…。ですが1946年、終戦後初の花火大会が土浦市で開催され(現在の土浦全国花火競技大会)、1967年には、花火が解禁された8月1日と両国川開きが行われていた5月28日を「花火の日」と制定し、さらには1985年に鍵屋十四代・天野修が電気点火システムを開発し、従来のやり方よりも安全に打ちあげができるようになったことから花火大会の数は激増しました。

 打ち上げ花火には、代表的な球状の「割物」、ランダムな方向に飛んでいく「ポカ物」、「割物」の変形である「型物」(土星などの形ですね)に分類されます。

 今年も各地で花火師の方々の作られたたくさんの花火が、夜空により鮮やかに大輪の華を咲かせることでしょう。まさに夏の夜空の芸術品ですね。

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